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2003年02月24日

14日目 バンコク〜アユタヤ

9時起床。未だに下痢の様相。
兄ちゃんの地球の歩き方を盗み読んでいると兄ちゃん起床。
この兄ちゃんには昨夜の時点で愛想が尽きたので、
10時に別れる。一応名刺交換。やっと自由になれた。

セブンイレブンで朝食を買い、タクシーを捕まえて
TAT(観光案内所)に行く。
おじさんは英語が話せないようであったが地図をがんばって読んでくれた。
いいおじさんだ。

タイでは基本的に英語が通じない。意外だ。せっかく買った英会話の本意味なし。
バンコクとアユタヤの地図をいただく。

アユタヤに行く為に、ファランボーン駅に行く。

大分遠いのでタクシーをまた拾う。
バスは全く言葉がわからんので使えそうにない。
カトマンズのように街を歩いて一回り、ということはどうやら不可能らしい。
広い。

タクシーの親父がかなりのうさん臭さで、
どう考えてもグニャグニャ道を進んでわざと遠回りしているんじゃないか
という疑念にかられ、心の中できれる。やっと到着。
81バーツ(240円くらい)とられた。
101バーツ払ったら、忘れたふりして最初おつりをくれなかった。
なんだこいつは。

騙されているのかそうでないのか分からないまま駅へ。
おじさんが話しかけてきた。
駅で話しかけてくる奴は信用したらダメですと
本に書いてあったので身構える。
でも見た感じ、本当の職員さんだ。
電車の時刻とチケット売り場を教えてくれた。

「1 person?」という英語が聞き取れず、
よくわからんので10バーツ出したらきれられた。すまん。

駅のトイレを使おうとしたら、2バーツかかるらしい。
せっかくなのでうんこでもしようと試みたが出ず、小便にとどめる。

石田靖似の職員に乗り場を聞いて電車に乗る。
職員さんもカタコトの英語しかはなせない。
どうしてネパールではあんなに英語が通じたのだろう。

席は3等席、つまり最低ランク。でも普通の座席だ。
いすが直角すぎるのが気になるが。
しかし蒸し暑い。後ろ向きの席に座ってしまい、全く風が当たらない。
正面の欧米姉ちゃんはとても涼しそうだ。うらやましい。
なんか息苦しい。暑いからだ。居眠りもろくにできない。でも寝る。
目を覚ますと、描いていたタイの風景が見えた。
水田、地面から高いところに床のある家、農家の人々。これぞタイ。
そんなことをしているうちにアユタヤに到着。
みんなの後を追い舟に乗って対岸にわたる。

降りると客引きの兄ちゃんが声を掛けてきた。ネパール感覚でついて行く。
150バーツでホテル一泊+ツクツク乗り放題らしい。とりあえずお願いする。

車内から「上を向いて歩こう」が流れてくる。何だ今のは。
カセットテープだった。
客引きのツクツク親父はご機嫌なので、
僕ものっている振りをしながら警戒する。
おやじは時々「ヒャッホウ!」と叫ぶので
僕も「ヒャッホウ!」と叫んであげるとおやじ満足げ。
ホテルについたと思ったら、最初行っていたところと
全然違うホテルに連れて行かれる。なんでやねん。
注意して再出発。ホテルに到着。でも満室らしい。オイオイ。
親父は謎に、観光しようぜ!みたいなことを言ってきた。
さてはこいつ、こうやって連れ回して金ふんだくるつもりやなと疑う。
そんな詐欺師やろうにはひっかからんと、
ホテルにつれてけときれ気味み言うとおやじうなずく。
かしまし娘の歌を流して俺の機嫌を伺っている。
おやじはまた「ヒャッホウ!」といってくる。
仕方ないのでヒャッホウと言ってあげる。
ヒャッホウといいながらも、ゲストハウスはどこだと笑いながら怒る。

到着、なかなかの部屋だ。一泊200バーツ。
最初は150バーツだったが何故かそういうことになった。
タクシー代ということで承諾。
おやじに座らされ、俺がガイドしてやると言ってきた。
ガイドは嫌いなので断る。おやじきれる。さみしそうに帰る。

荷物を軽くして再出発。近くに遺跡らしきものを発見する。
受付のおばちゃんがでかい腕輪をしていることにびびるが、
外す必要はないらしい。
遺跡に入る。なんだこれは。すごい。すごい迫力だ。
アユタヤすげえと一人でつぶやく。写真を撮る。しかし暑い。
昨日まで涼しい部屋にいすぎたので体が慣れておらず、夏バテ気味になる。

日陰に逃げるが、それでも暑い。
仕方なく外に出ると、ツクツクおやじ現る。
暑すぎるので40バーツでスリーピングブッダまで連れて行ってもらうことに。
アユタヤにはあんな遺跡が50個近くある。すげえ。

ワット・ロカヤスト着。
とりあえず腹減ったのでラーメンみたいなのを食う。
食っているとホテルの客引きおやじに再会する。
歩いて行くからといって断ったので、微妙に気まずい。
食後、手を振って挨拶してみると、
おやじは気付いていなかったらしく目を丸くして驚く。怒っていたのかもしれない。
手招きされたので行ってみる。
「暑いねー」と言ったきり何も言ってこないので立ち去る。良く分からん。

気を取り直してブッダ拝見。サガットの面に出てくる奴だ。でかい。
奥の方に腰掛けて座っていると、さっきのツクツクの兄ちゃんがやってきた。
遠くからこちらを見守っている。待っているようだ。
しかし僕は近くの別の遺跡まで歩く。こっちに向かってきた。
どこに行くんだというのであそこに行くと指差したら寂しそうな顔をしていた。

あまりに暑いので木陰で休んでいると、またついてきた。
歩く気力が既になくなっていたのでおやじと交渉する。
別のところに30バーツで連れて行ってもらう。風が涼しすぎる。
寺の前でスプライトを買う。うますぎる。元気になった。
おやじは戻ってくるか?と聞いてくる。多分、とあいまいな返事をする。

寺に入ると黄金の仏像がある。5、6メートルある。でかい。そしてとても綺麗だ。
上に上がったら怒られるかなーと思い遠慮していたが、
タイ人カップルが入って行っていった。出遅れた。
そして日本人カップルも上がり込む。
今更入ると僕だけ一人で寂しいので遠くから若者たちを見守る。

外に出てベンチで休む。尼僧さんたちが歌を歌っているのが聞こえる。
トイレに行ったらタイ式トイレだった。
水をかけてケツを洗えとのことだったが、
勇気が出ずティッシュで吹いてゴミ箱に捨てる。

トイレを出ると、モンクっぽい人が水を撒いている。
来た道を戻ると、ツクツクのおやじがいない。
長居しすぎて愛想を尽かされたらしい。
地図を見るとホテルはそんなに遠くないっぽいので歩くことにする。
小腹が空いたので、ローカルな食堂で焼き肉丼みたいなのを食べる。
しかしこれがめちゃくちゃ辛い。鷹の爪が入りまくっている。
ペットボトルの水が一瞬でなくなる。
店の水に手を出そうと思ったが、生水はやばそうなので我慢する。
汗も鼻水も出まくりだったが、残すのも悔しかったのでがんばる。
さすがに鷹の爪はよけていたら、店のおばちゃんに嘲笑される。
なんとか食い終わり出発。ケツも汗だくになった。

途中セブンイレブンでアイスを買う。一番フルーティーっぽい奴を選ぶ。
しかし食ってみると豆みたいな味がする。
そしてトウモロコシも入っていた。なんのアイスやねん。
ついでにマッチも買ったが、200本入りの徳用マッチしかなかった。
多すぎるって。

暑いが元気になったので苦にならない。
地図と英語の標識をたよりにホテル到着。
部屋に戻って蚊取り線香に火をつけてみたが、
マッチの火が5秒くらいで消えて線香に火がつかない。どーなってんねん。

日が暮れてきたので、もう一度外に出てみる。
遺跡越しの夕日に見とれる。ぜひとも遺跡の中から日没を見たくなり、
公園っぽい遺跡に侵入する。
適当に腰掛けて広場を見ると、少年たちがサッカーをしていた。
しばらく眺めているといつの間にか日が暮れていた。

眠くなってきたので寝転んでみる。
しばらくそのままにしていたが人の声がして起きる。
振り向くと犬が二匹。狂犬病は勘弁と思い立ち去る。なぜかついてくる。
ついてくんなよ、と小走りで逃げるがそれでもついてくる。
勢い余って壁を乗り越えて脱出する。

日本でいうとニックとかミッキーに該当するような店をのぞいてみる。
日用品がたくさん売っているが、買いたいものはなかった。
ホテルに戻りシャワーを浴びると、ゴキブリを2匹ほど発見する。
無視することにする。

気付くとパンツを何日も履き替えていないことに気づく。
最後までこれでいくことを決意する。

暇になって近くのレストランに行く。
姉ちゃんがやってきて扇風機を僕の方に向けてくれた。うれしいがちょっと寒い。
オレンジジュースとチキンライスみたいなのを注文する。
オレンジジュースの氷は気にせず飲む。
チキンライスは昼に食ったのと同じような味だ。
でも辛くない。姉ちゃんの気遣いと見た。
美味しくいただいて帰る。

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