2006年04月02日
アフリカ紀行4日目:ガンギロンガでガンバルンバの巻
朝5時に大音量の謎の法話がかかり、
強制的に目が覚める。
おそらくイスラム教のものだと思われる。
散歩しようと思ったが、また寝て朝8時に起きる。
朝ご飯を食べに外出する。
最寄りの売店でクッキーを買ったら、普通においしかった。
別の食堂で朝食を食べる。チャパティとオムレツを注文する。
チャパティはインド風のパンなのだが、
これをチャイ(紅茶)と勘違いし、
チャパティがまだきてないぞとオヤジに抗議するも、
しばらくして自分の過ちに気付き、罪悪感を感じる。
謝ろうと思ったが急がしそうだったので退席する。
おじさんごめんなさい。
そのまま西のはずれまで歩いてみる。
朝から暑いが、座って休める場所が無い。
墓地らしき場所付近で座ってみるが、
暑かったのですぐに立ち上がり、ホテルに戻る。
戻ると、オーナーにお前の部屋の鍵が無いから困ってたんだと怒られる。
謝罪した後、居心地が良いのでもう一泊することにする。
12時くらいまで部屋で本と新聞を読む。
その後ガイドブックを開いて、Gangilonga Rockという、
この地域の名物っぽい場所に行ってみることにする。
ガイドブックには地図らしきものが無く、
どこをどう歩いたものか迷う。

Gangilonga Rockに続くと思われる道
道行く人に「Jumbo」とスワヒリ語で挨拶をしてみると、
いろんなリアクションが返ってくる。
朝、歩いているときにおばちゃんから
スワヒリ語のフレーズブックを買ったので、
それを見ながらリアクションを分析してみたが、
たいていその本には載っていない、
あるいは聞き取れない言葉だった。
歩き回り、なんとなくGangilonga Rockっぽい場所に着いたが、
いまいち良く分からない。
車にのってやってきたおっさんに、
Rockはどこだと聞いたら、
このあたり一体が全部Rockだと言われる。
たしかに山に岩がたくさんある。

Gangilonga Rockと思われる風景
おっさんは、お前はどこに行きたいのだと聞いてくる。
よければ俺の車に乗っていけよ、
という意味を言外に含んでいる感じだ。
白タクじゃないかと思ったので、警戒しつつ、
「僕はGangilonga Rockに行きたいだけなので結構です」
「Gangilonga Rockはここで、もう着いてるだろ、次どこ行くんだ」
「いや、僕はここに来たかっただけなので」
「だからもう着いてるだろ、ところで次はどこに行くんだ」
という、かなり不毛なやりとりを5回ほど繰り返した後、
おっさんは突然、
「Gangilonga Stoneというのがあるぜ」
と言い出した。
どうやら、Gangilonga Rockの中でも特に有名な岩のことを、
Gangilonga Stoneというらしい。
「この道をまっすぐ進めばあるぜ」と
おっさんが指差した方向は草むらであり、道など無かった。
「道ないじゃん」と抗議すると、
ばかやろう、細い道があるじゃねえかと
おっさんが主張してきたが、繰り返し抗議していると、
アマチュア向けの別のルートを教えてくれた。
お礼を言って別れる。

おっさんは、家に帰っていった
教えられた道を歩いてみるが、いっこうにたどり着く気配がない。
というか、もしかしたら既に通り過ぎているのかもしれない。
道はどんどん草深くなってきて、
サンダルで歩く危険性を感じ始めたので引き返す。
帰りに映画館らしき建物を見つけた。

映画のポスター。謎にHip Hopとか書いてある。なんの映画だ
途中でアクセサリー屋さんを見つけたので物色すると、
昔たこちゃんにもらったのと同じような
貝のブレスレットを見つける。これも何かの縁かと思い購入する。
値段を聞いたら1000TShだった。
ボラレている気もしたが気にせず買う。

謎のおばちゃん
帰り道、すずしそうな場所を見つけたので、座って人間観察をする。
たまに話しかけられるので笑顔で対応する。
道行く人々を眺めながら、
アフリカの未来について考察をしてみたところ、
今の雰囲気を持ったまま発展してほしいなという結論に至った。
変にアメリカとかヨーロッパにかぶれたものではなく、
それを上手に取り入れつつ、独自の文化を大事にしてほしいという感じだ。
文化として一番目に触れるのは建物と、服装だと思う。
アフリカにある建物は、
普通の洋風建築のしょぼい感じのものであまり魅力がない。
かといって、伝統的な建物は土のかまくらみたいなもので、
これも魅力がない。
服装は、女の人が巻いている布はどれもあざやかでとてもキレイだ。
男の人が着ているのは普通のシャツとスラックスである。
アフリカから建築士とかデザイナーを輩出するというのが、
文化をつくる第一段階として重要そうだと感じた。
これは日本にもそのまま当てはまることなのだろう。
真のグローバリゼーションとは、没個性を助長するのではなく、
個性を世界に認めさせることなのだろうな。

おされな姉ちゃん

下校中の少年
そんな妄想にふけっていると、
15時くらいになっていたので、
立ち上がり、市場に向って歩いてみる。
体育館じみた建物の中にでかい市場を発見する。
雑然としており、かなりいい感じだ。
写真を撮ろうと思ったが、露骨にカメラを出すのは嫌なので、
上手に盗撮するために苦労する。
パイナップルとかココナッツも売っていて食べたかったが、
ナイフが無いのであきらめる。
トマトっぽい野菜を200TShで購入。
旅行では、バナナとオレンジとトマトとクッキーがあれば
生きていけるというのが持論である。

イケてる市場
タンザニアには、携帯電話がかなり普及しているようだ。
固定電話よりも基地局などのインフラがつくりやすいから、
もしかしたら固定電話より先に携帯電話が普及しているのかもしれない。
見たところ、最も大きなキャリアは、CelTelという会社のようだ。
Vodacomという、ちょっとパクリっぽい会社もある。
携帯は、おっさんとか20代のおやじが良く持っている。
インターネットはまだまだのようで、
ネットカフェでも電話回線なみのスピードだ。
生まれた国が違うだけで、生活がこんなに違うんだよなあ、と実感する。
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- at 11:15
