現場の兄ちゃんに誘われて、串カツを食べに行った。
串カツは表向きで、真の目的はどうやら飛田新地のようだった。
飛田新地は言わずと知れた、大阪の色町 らしい。
個人的には売春には興味がなかったが、
面白そうだったのでついて行ってみた。
串カツもそこそこに、飛田新地に向かった。
日本にあんな場所があるなんて知らなかったので、かなりのカルチャーショックを受けた。
アムステルダムに飾り窓というのがあるが、あれの日本版だった。
旅館風の建物の入り口付近に、お姉ちゃんとおばちゃんが座ってて、客を待っている。
姉ちゃんは、浴衣とか、ドレスとか、綺麗な格好をして、微笑みながら座っている。
たまに、どっちが管理人のおばちゃんなのかわからないときもあるが、
姉ちゃんは綺麗な人が多い。
おばちゃんは、「お兄ちゃん、おいでおいで」とハスキーボイスで呼びかけてくる。
お姉ちゃんはいっさい喋らない。イメージを崩さない為の戦略と思われる。
最近はウェイトレスとかネコ耳とかのコスチュームも出回っているようで、時代を感じさせる。
お店にお姉ちゃんは一人しかいないらしく、取り込み中のお店は、お姉ちゃんがいなくなるわけだが、
取り込み中のお店を見ると、その店がどんなところかが良く分かる。
まずおばちゃんは手のひらを返したように客引きをしてこない。
通り過ぎる男性陣を「このチンコ野郎どもが」といった目つきで眺めながら、
煙草を吸うか、カップラーメンを食っている。
生身のお姉ちゃんがいない今こそ、お客の想像とチ○コを膨らませるような
セールストークをかますことができるんじゃないかと思った。
そしてお姉ちゃんは当然いない訳だが、
化粧品とか、飲みかけのペットボトルが置いてあったりして、妙に生々しい。
そして座っているソファーは、キティちゃんの柄だったりする。
この座っていた跡地のものの散らかり様とか、
ソファーとか毛布の柄で、
姉ちゃんの人となりがかなりの精度でわかるんじゃないかと思った。
飛田新地で一旗揚げるには、
「取り込み中の店」をどうプロデュースするかが重要だ
というのが、飛田新地を訪れた感想だった。参考にしていただければ幸いです。
ちなみに飛田新地付近の商店街には、昭和を感じさせる店がたち並ぶ中、
浮浪者がたくさん寝ている。
これほど人間の生の姿を映し出す町も少ないだろう。
ちなみに僕は飛田新地では何もせず帰った。
一言も喋ったことのない姉ちゃんと、何の会話も前戯もなく、
アソコにローションを塗ってもらって、15分そこそこで一戦交えるほど、
僕のチ○コは丈夫にできていないということが分かった。