2006年09月09日
インド紀行番外編:オランダ人に天下一品を勧めるの巻
下痢の様相覚めやらぬまま、京都入りし、オランダ人エリックと待ち合わせる。
エリックは、日本のアニメ好きが興じて日本語の勉強をはじめ、去年渋谷で一年ほどインターンシップまで経験したギャグみたいな青年だ。
そのエリックが夏休みを利用して、日本に凱旋帰国するというので、京都に来たら連絡してね、と連絡したら、
中部国際空港で電話がかかってきた。
次の日14時に京都で落ち合おう、観光プランは僕考えとくから、と豪語して電話を切る。
彼は上述した通りかなりの日本通なので、
京都のアングラ的要素を案内しようと思い立ち、いろいろ空想に耽るも、
最終的に次の四文字熟語が頭から離れなかった。
「天下一品」
京都を代表するこのラーメンを食わせずして京都を離れさせるわけにはいかない!
というよりもオランダ人がこの謎のラーメンを食ったときのリアクションが見たい!
という理由から、早速彼に
「The most famous noodle in Kyoto」
と天下一品をメールで紹介し、南座で待ち合わせる。
エリックはガールフレンドと一緒だった。サンドラというドイツ女性だ。
彼女は僕のことを知っているらしい。
オランダで僕が全裸になりかけたときに居合わせていたらしい。
最初に会ったときに目が警戒していたのはそのためか。
エリックは予想通り天下一品に興味を示し、
ご飯食べてないから早速天下一品行こうや!とノリノリである。
八千代館を経由し、天下一品四条店に向かう。
店内は意外に狭い。2人用のテーブルに無理矢理3人で座る。
早速ラーメンの紹介に入る。
「この店には2種類のラーメンがあります。こってりとあっさりです。あっさりはごくありふれたラーメンです。食っても意味ありません。自慢はこのこってりです。これは非常にスープがHigh viscosityです。これが超有名です。」
みたいな言葉をできる限り忠実に英訳する。
2人、塾こうの後、
「えーと、じゃあ、あっさりで」
あーそうですか、ぅオーイおばちゃんあっさり2つにこってり1つ!
じゃあラーメンが来るまでにとある友人からの質問をエリックにぶつけま
い”ーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
(内場克則風)
わざわざあっさりの説明などするんじゃなかった。。。
あきらめきれず、ホラ食ってみろと僕の注文したこってりラーメンを勧めるが、
3mlほどスープを飲んで、
「あー、うん、いいね」
といった当たり障りの無いリアクションをされる。
二人が銀閣周辺に泊まっているとのことなので、
「銀閣の近くにも天下一品あるよ、しかも総本店やで」
といって再来店を勧めるが、彼らが実際に行ったかは定かではない。

天一を食す二人
敗北感にまみれて店を出る。しかも何故かおごってもらう。
これからどうしようか!と聞かれるが、天下一品のことしか考えていなかったので対応に困る。
とりあえず、食後なのに錦市場に向かうことにする。
途中、1、2年ぶりくらいにプリクラを撮る。
錦市場では
「ニッキってどんな味なん?」
「べっこう飴!?日本人はべっこうを食べるの?」
「スイカは何で西瓜ってかくんですか」
「京都産の甘口のお酒が欲しいんですけど」
といった難題何台をつきつけられ、返答に窮するもなんとか切り抜ける。
途中、サンドラの背中にタトゥーが入っていることに気付く。
「姉」という漢字の中国版のやつらしい。
サンドラはお姉さんだからこの文字を入れたらしい。
サンドラの妹には「妹」と入っているらしい。
なるほど、大変分かりやすい。
サンドラはスッポンが売られていることに衝撃を受ける。
家でカメを飼っているかららしい。
へんなカップルだ。
時間になり、「御幸町にはいい感じの店がいろいろあるから、そこに行ってみ」
と言い残し、エリック、サンドラと別れる。
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- at 23:12