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2006年09月22日

おばあちゃんの知恵袋

昨日から、横浜に研修に来ている。
新しくできた研修センターで、おもろかったりおもろくなかったりする講習を受ける。

研修初日の早朝に尼崎から横浜に向かい、そのまま研修に参加した僕は、
研修後にホテルに向かった。

普通は電車で鶴見駅まで行き、そこから歩くのだが、
地理に疎い僕は、何を思ったか、途中の駅で降りたらもっと近いんちゃうかと思い、
「国道駅」という意味深な名前の駅で下車してみた。

周りを見て、全く見覚えのない場所に来たことに気付く。
見事に予想が外れた。
仕方ないので線路沿いの道を歩いていると、おばあちゃんに出会った。
強盗と間違われないか不安だったので、ちょっと離れた位置から声をかける。

「あの、鶴見駅に行きたいんですけど、こっちの方向で合ってますか?」
「あー、鶴見駅、女の足だと15分はかかるで、あっちの方にバスがあるんやけどね、2町、いや3町くらい行ったあたりかな?」

「鶴見パークレーンホテルってご存知ですか?」
「いや、知らんなあ。女の足だと15分はかかるで、あっちの方にバスがあるんやけどね、2町、いや3町くらい行ったあたりかな?」

「おばあちゃんは今、散歩中?」
「あーちょっと買い物よ。女の足だと15分はかかるで、あっちの方にバスがあるんやけどね、2町、いや3町くらい行ったあたりかな?」

世の中には同じ事を何回も言う人がいるけど、あれは何でなのだろうか。
ぼけている訳ではないと思う。40歳くらいのおばちゃんでもそういう人がいるからだ。

会話に発展は無かったが、おばあちゃんは親切にも、途中まで一緒について来てくれた。

「こっちをまーっすぐ行ったら鶴見駅や」というので、
「わかりました。おばあちゃんありがとう」といったら、別れ際、何故か

「ごめんね」

と言われた。

何であやまんねん!あんた何も悪いことしてないやん!
それともまさか、教えてもらった道をまっすぐ行くとやくざの縄張りに迷い込み、
拉致換金された後ゲイバーにでも売られるんか?

と激しく突っ込みたくなるのを押さえて、やくざの縄張りという自分勝手な妄想に多少の不安を抱きながら歩くと、無事鶴見駅に到着。

たまには寄り道も悪くないと思った。

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