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2006年09月27日

退社日記2 不倫がばれた係長の気分を味わうの巻

関西の工場に戻り、初めての出勤。
新人は誰もいないはずの工場に1人降り立つ。


事務所に入ってすぐ、とりあえず直属の上司の机に向かう。
近づくと苦笑いしている。


「あのー、諸事情で研修から戻ってきたのですが、事情はご存知でしょうか」
「うん、聞いた」
「あのー、申し訳ないです」


というと上司はニヤニヤしていた。


8時前になり、続々と先輩がやってくる。
研修に行っているはずの僕がここにいることは明らかに異常事態なのだが、
そんなことに誰も触れることなく時間が過ぎる。


誰も何も言ってこないが、
なんとなく雰囲気で察しているという感じで気まずい。
会社内で不倫がばれた係長はこんな気分に違いない。


朝のMTGが終わり、上司と課長と面談をする。
今週いっぱいは仕事の後始末をして、
来週以降は有給+欠勤扱いにするから来なくていいよといわれる。
かなりの急展開だ。大企業らしからぬスピード感だ。


その後、総務に行って退職の手続きに関する説明を受ける。
担当者の方いわく、実習中に辞めるのは2人目で10年ぶりらしい。
「10年ぶりの快挙ですね」と言ってみたが白い目で見られる。


話を聞くと引越し料金を出してもらえるらしい。
これが組織の力か。


事務所に戻り、自分がかかわってきた仕事の後始末を開始。
昼休みに、昨日電話をくれた同期に電話をする。


何人かに、
「何で相談してくれなかったんだ!」
と言われた。この電話でも言われた。
ありがたいが、何となく理不尽なようでもある。


同期いわく、研修に僕が来なくなった件について
会社から特に説明がされることはなかったらしい。


僕は研修時によく質問をしていたので、
研修の質疑応答の時間になり、
そういえばあのよく質問するうざい奴おらんな
とざわめきだしたところ、僕と話した同期が、
あいつ辞めることになったらしいでと話して、
伝わっていったらしい。


勤務中、会議が開催されたが、
すでに退社が決定している僕が会議に出席すると
産業スパイの疑いをかけられそうだったので、
参加を控えた。


つづく。

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