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2006年09月29日

退社日記3 懐の深さを感じるの巻

現場の方々についに真相を伝える日がやって来た。

現場での朝のミーティングに課長が登場。
普段はあり得ない状況のため、一同異常を察知。
後から聞いたら、
「誰か死んだんちゃうか」
「セクハラで捕まったんちゃうか」
と思っておられたらしい。

「えー、残念ながら、可知くんが今月いっぱいで退社することになりました。
じゃー可知くんからご挨拶をどうぞ」

とりあえず当たり障りの無い挨拶をする。

ミーティング終了後、何となく気まずい雰囲気が流れるが、
僕が一番好きだったI山さんが、まあここに座れよという風にイスをポンポンとたたいてくれた。

「次はどこで働くんや?」
「あ、はい、京都です。」
「じゃー、ちったあ実家(岐阜)に近くなるなあ」
「いや、そんなに変わらないですから。。。」

何気ないやり取りだが雰囲気が和む。

黙っていることで何となく後ろめたい気持ちがあったので、
きちんと話が出来てよかった。

仕事の後始末をするためにパソコンに向かっていると、
後ろで何やら語っている人がいる。
本社か研究所からいらっしゃっている方のようだ。

「組織なんてのはなあ、お前がいなくても回るもんなんだよ。
てゆうか、自分がいなくなっても回るような体制を作る事が
組織で働くってことなんだよ」

僕も全く同じ事を考えたことがあったので、一人勝手に納得する。
どこで働くにせよ、これは大事な教訓なんだろうなと思う。

つづく。

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