2006年10月03日
退社日記4 壮行会に便乗して送別会強制開催の巻
会社出勤最終日。
朝のMTGにて、もう一度改めて皆さんに挨拶をするよう無茶ぶりをされる。
「こんな薄くてひらぺったいガラスを作ることが、こんなにすごいなんだということを実感しました」
といったような、感動的なのかそうでないのか良く分からないことをしゃべる。
皆首を傾げる。
その後、いろいろな人に挨拶をしに工場内をうろつく。
何となく行きづらいなと感じるのは、後ろめたい気分が残っているからだろう。
変なもので、これまでよく怒られた人とか、冷たくあしらわれていた人ほど、
「あのー、この度会社をやめることになりました」
というと、妙に優しい顔になって、
「ああ、そう、お疲れさまでした」
とおっしゃる。
「お疲れさまでした」とたくさんの方に言ってていただき、大変ありがたかったが、
「お前疲れるほど働いてねえだろ」というセルフツッコミが頭から離れず、一人恐縮する。
昼休み、上司と昼食に向かう。
もう僕が辞めるからなのか分からないが、僕に会社の愚痴をやたら言いまくっていた。
案外、会社を辞める人はそういう相談役としていいのかもしれないと感じた。
昼休みは、会社の同期やお世話になった方々などにメールを送りまくる。
「少しでも会社の技術を吸収しよう」という気持ちになれないのが情けない。
夜になり、事務所の方々と総務人事の方に挨拶をし、退社。
10月に海外長期出張に行かれる皆さんの壮行会に便乗して、
僕の送別会を開いていただけることになったため、歩いて飲み屋に行く。
皆さん集まり、乾杯の挨拶。
「海外に行かれる3人の皆さん!少しでも早く仕事を終えて、元気に帰って来て下さい!
・・・で、えーと、今日で会社を辞めることになった可知君、
えー・・・非常に残念ですが、がんばって下さい。おつかれさまでした」
と、テンションの著しく異なる二つの催しの同時開催に、課長一同挨拶に困る。
途中、課長が隣にやってこられた。
「実は俺の課に来た新人がやめるの、2人目なんだよね、
まあ一人は部署を移動したんだけど、だから俺結構マークされてるかも」
とおっしゃり、その後
「まーでも、俺、そういう風に引き止めるの苦手なんだよね。甘いのかなぁ」
と苦笑いした。
ああ、もう悪いことはできないなと思った。
飲み会が終わり、店を出ると、胴上げが始まる。
体重の軽い僕が真っ先に標的になる。
生まれてはじめて胴上げをしてもらったような気がする。
その後、元課長を胴上げしてみたが重すぎ、あわや地面に落とすところだった。
皆は次行こうか、といったような雰囲気で店の前でおしゃべりをしている。
こっそりその場を離れて、お辞儀して、帰った。
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- at 00:20