2006年10月06日
車にはねられた速報 前編
12:30
自転車で西九条に向かった。
赤信号が見えた。止まらなかった。
視界の悪い左から車がどーん!!
2.3メートル吹っ飛ばされる。
吹っ飛ばされながら、「こりゃ骨の2、3本逝ったかな」というような思いがよぎる。
気づいたら四つん這いの体制になってただろうか。
ドアからおっさんがおりてきた。
孫正義にちょっと似ている。
「おーい、大丈夫か」
四つん這いのまま、体中に意識をまわしての状態を確かめる。
何となく大丈夫っぽい。
おじさん
「いける?いける?」
立ち上がって歩いてみる。所々が痛いが、歩ける。
別のおじさん
「病院いかなあかんでえ」
おじさんの車で病院に向かう。
軽いショック状態で、体がぷるぷる震えている。
「人は簡単に死ねるんだなあ」
ということを身をもって体感したのが怖かったのかもしれない。
向かう途中、不意にパソコンが壊れてないか気になって起動してみる。
何しろ買ったばかりのMacbookだ。
今まで2つのiBookをつぶしているから、これで壊れたら呪いわれているとしか言いようがない。
起動した。良かった。
その後体が心配になる。
とりあえず外傷は擦り傷と、打撲っぽいのだが、
内蔵をやられていないか心配になる。
腹を膨らませたり引っ込ませたりしてみたが、
特に痛みはないので大丈夫っぽい。
とりあえずおじさんにあやまる。完全に僕が悪い。
可知「いやー、すいません」
おじ「急いでたんか?」
可知「はい、ちょっと京都に用事がありまして」
可知「何キロくらい出てたんですか?」
おじ「んーー、40キロくらいかな」
結構なスピードだ。
病院到着。
緊急外来というところに連れて行かれる。
医者「どないしたん?」
可知「車にはねられました」
医者「どこ?どこ怪我してんの?」
可知「いや、こことここと、、」
医者「どこ?どこレントゲン撮る?ホントは怪我したとこ全部撮るのがいいんやけどねえ」
可知「それだったら、こことここと、、、」
医者「あー、ここか、どうしようかな、肘は?肘はいける?ホントは怪我したとこ全部撮るのがいいんやけどねえ、肘は?」
可知「いや肘は別に痛くないんで、それよりもこことここと、、、」
医者「あー、ここか、どうしようかな、肘は?肘はいける?ホントは怪我したとこ全部撮るのがいいんやけどねえ、肘は?」
可知「いや肘は別に痛くないんで、それよりもこことここと、、、」
肘フェチの医者のようで、このようなやりとりを5回くらいした後、くるぶしと肘のレントゲンを撮ることになる。
おじさん「ちょっと警察行ってくるわ」
まだショック状態が続いていて、ものをきちんと考えられない感じだったので、任せる。
レントゲンを取りに地下へ。
何となく鬱状態になる。
とりあえず、死なないでよかった。。。
何で赤信号で止まらんかったんやろう。。
車へこんでたけど、弁償せなあかんのかな。。。
あ、チャリ現場に置いたまんまや。。。
あ、なんかくるぶし痛い。。ヒビはいったかな。。
おじさん、帰ってくるかな。。。
「可知さーん」
レントゲン室で撮影。
こういう所に連れてこられると、自分が大怪我をしたみたいで一層鬱になる。
レントゲンを受け取り、さっきの医者のもとに向かう。
おじさんは戻ってきていた。
ナースに傷口を消毒してもらう。
可知「こういうのって、事故起こってから数日後に症状出たりするんですよね」
ナース「それは事故の具合によるかな」
可知「内蔵が心配なんですけど、大丈夫でしょうか」
ナース「それは事故の具合によるかな」
可知「ちなみに彼氏はいるんですか?」
ナース「それは自己の具合によるかな」
なんてフレキシブルなナースだ。
その後、医者にレントゲン結果を見せる。
「とりあえず、骨には異常ないね」
ほっとする。
変な軟膏を塗られて、治療終わり。
会計の時間まで、おじさんと二人で待つ。
可知「いやー、ぶつかった時は死んだと思いました」
おじ「そんなに簡単に死なれても困る、ハッハッハ」
会計。
「交通事故なので、16450円です」
高!しかも交通事故なので の意味が分からん。
払おうにも金がない。
おじさんが払ってくれた。
その後警察に向かう。
「交通捜査課」という仰々しいところに向かう。
部屋に入ると先客が二人。
家出少女風のギャルと、経営者らしきおっさん。
つづく。
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- at 16:15