2007年02月12日
密教フェスティバル速報(1)山伏風の男性のチームプレイに感動するの巻
2月10日、家に帰ったら22時。
やれやれと思って、柔軟体操していたら、
理事長から電話がかかってきた。
今からMTGか?とビビりながら電話をとると、
「明日、お祭り行きます。感動すると思うよ。というわけで8時に京都駅」
との連絡。
祭りの名は、阿含の星祭り。
炎の祭典らしい。
三条蹴上らへんにあるのに、京都駅からシャトルバスで行くらしい。
翌日、起きたら7時40分。
こりゃ間に合わんかなと、絶望的な気分で着替えをして、
地下鉄烏丸線に乗ると、8時ぎりぎりに京都駅に到着。
ダッシュでシャトルバスに乗って、寝ていると、
会場に到着。
バスを降りると、おじさんに「お帰りなさい」と迎えられる。

阿含宗の総本山だからだろう。
ちなみに阿含宗はこのあたりの山を2つ程所有しているらしい。
密教なのに、すごいな。関係ないのだろうか。
会う人会う人に「お帰りなさい」と言われると、信者でもないのに、
あ、ここは自分のふるさとなんだ、という気がしてきて、
あたかも毎年くるのが当たり前のような感覚になる。
勉強になる。
道なりに歩くと、会場に到着。

「アゴンパビリオン」という謎の会場や、
山伏風ギャルなどを堪能していると、

護摩壇の炎点火の時間がもうすぐだという噂が流れてきたので、
早足でファイヤー会場に向かう。
途中、スピーカーから
「アッ バッ バッ!!!」
という謎のかけ声が聞こえてくるが、
誰も気に留めていないようなので、気にしないことにする。
5分後、ファイヤー会場到着。
思わず、おー、と声を上げる。

緑まぶしい草木の固まりが2つ。
どうやらこれに火をつけ、世界平和と家族の安穏を祈祷するらしい。

会場は人がギッシリ。
阿含宗の信者の方って、こんなにいらっしゃるのか。
ちょうど、点火前の儀式をしているらしい。
山伏風の男性たちが、編隊を組んでポーズをとっている。

すると、山伏風の男性、散り散りになり、
持っていたでかい筆上の物をに火をつけはじめた。
と同時に、荘厳なクラシック風の音楽が流れてくる。
なんでクラシック?という疑問も残るが、とりあえず今は目の前の光景に集中する。

見づらいですが、中央付近の男性が筆に火をつけてます
そのあと、その筆を草木に突っ込む山伏風の男性。
「炎、点火です」
みたいなアナウンスの後、大量の山伏が草木に群がり始めた。
何かを差し込んでいる感じだが、何をしているかは分からない。
やがて草木の真ん中から煙がモクモクと出てきた。
点火したらしい。

草木に群がる山伏風の男性
今世界で最も山伏風の男性密度が高いのは間違いなくここだろう
火がつくと、山伏風の男性、再び奥に引っ込む。
かと思ったらすぐさまバケツみたいなものを持ってきて、
柄杓で草木に液体をかけ始めた。
最初は灯油かと思っていたが、
火が強いところに積極的にかけているので、どうやら水らしい。
周りの草木を燃やさず、中だけ燃やす為の対策かと思われる。

煙がどんどん増えてきた。
観客席の方に向かってくる。

巻かれた。

目が痛い、むせまくる。
しかし周りの人は誰もむせないし、逃げようとしない。
聖なる炎なのだ。
音楽は相変わらず壮大なクラシック音楽が流れている。
どちらかというと平和ではなく切迫感を感じさせるような曲調で、
煙と相まって、オドロオドロしい雰囲気だと感じなくもない。
煙が晴れると、相変わらず水をかけ続ける山伏軍団がそこにいた。

この時点で、着火から30分程が経過しているが、
かなりヤケクソになっているのか、
あるいは祭り好きの血が騒ぐのか、
周りの人おかまいなしで、かなり乱暴に水をかけまくっている。
また、いつの間にか赤い傘とうちわを持ったグループが登場(写真左下)。
最初は火力を上げる為にうちわで扇ぐのかと思っていたが、
どうやら偉いさんを煙から守る為の親衛隊のようだった。
その後、つづらから護神木を取り出し、
玉入れのように炎の中に投げ込みはじめた。
かなりのハイペースで入れている。
1秒あたり、8本くらいのペースで入れている。
炎は二つあるから、夕方17時まで同じペースで入れ続けていくと、
一日で、40万本くらいの護神木を燃やすことになる。
ちなみにあの護神木は、1本1000円なので、
約4億円の売り上げだろう。
木だから、原価はほとんどないだろうし、利益率はかなり高いだろう。
勉強になる。
ひとしきり満喫したので、
周辺施設を見学しに行くことにした。
つづく。
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