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2007年06月12日

姉ちゃんの結婚相手に会ってきた

実家に帰った。月曜の昼から。
何もかもがイヤになって、会社から逃亡した。


訳ではなく、


姉が10月に結婚するのだが、
結婚相手とその母方が実家にご挨拶に来られたので、
一家でお食事を共にすることになったのである。


恵那駅に到着したのがちょうど夕方の下校時間だったので、
駅周辺に高校生がたくさんいる。
僕はこの高校生がたむろする恵那駅を見ると、何とも言えない気持ちになる。
それは僕が高校時代に感じていた、意味も無い恥ずかしさと同じ感情だ。

恵那での僕の時間は高校生で止まっているので、
恵那に帰って高校生を見ると、
自分が高校生だったころの感情が黙々とよみがえってくる感じだ。

視線は自然と男子高生よりも女子高生に行く訳だが、
大半はポロシャツにスカートという、どうやら他校らしき人々のようだ。
と、その間をすり抜けるセーラー服の一団。
恵那高校の女子高生登場。意味も無くドキドキする。


そんな風に勝手に盛り上がっていると両親が車で迎えにきた。


ドアが開いたと同時に「あんたどうしたの!?」とビビられる。
僕がスーツで登場したからだ。
しかも、ベージュのスーツに下がピンクのシャツという
相当にドレッシーなイデタチだ。
昔から実家に帰るときは、変なチェックのズボンとか
汚いTシャツの重ね着とかで帰っていたので
変貌ぶりに驚いたらしい。
人は見た目が9割と良く言うが、家族でもそうらしい。


車に乗って実家に向かうと、
家の近くに現れた下品な建物。
「洋服の青山」という青いばかでかい看板の下には
「紳士服の販売数世界NO1」という赤いばかでかい看板が並んでいる。
その看板から付近の駐車場の柵にかけて
ここは万博会場かと言わんばかりに、旗が連なってつられている。
実家の前にあった田んぼも全て駐車場に変わっていた。

070612hide002.jpg
よっおっふくのあおやま フゥー!!


実家に帰ると祖父と対面。
何故か家の不動産および貯蓄を詳しく記録した帳簿を取り出し、
懇切丁寧に説明をはじめる祖父。
僕は自分の実家の資産がいくらあるのかをこのとき初めて知った。

青山以外にも、レストランやビジネスホテルが建設予定らしい。
地元住民にはあまり嬉しくない施設ばかりだが、
土地は持っているだけでは税金がかかってしまうので、
仕方のないことだと祖父は言った。


1時間ほど祖父と話して、食事に向かう。
とある宿で懐石料理を食べるらしい。
僕はここに昔行ったことがあり、
あんなしょぼい施設で大丈夫かと心配したが、
到着すると建て替えられたらしく、かなりゴージャスになっていた。


中に入ると、婚約者とその母様がお出迎えにいらっしゃった。
姉ちゃんの婚約者、つまり未来の義兄さんであるHさんと初対面。
昔プリクラで見たときは小室哲哉に似ていたが、
実際のHさんはそうでもなかった。
旭硝子の同期の一人に似ていたが、誰も知らないので割愛する。


若干ぎこちない空気で会食スタート。
会話そっちのけで料理を食べる可知家。
開始から三十分でほぼ料理が無くなった。
これはまずいということで、ようやく会話に本腰を入れる。


こういう場合、僕らが出迎える方だから
相手に喋ってもらった方がいいだろうと思い、
色々と質問をしてみるが、
何故かうちの両親がメインで喋る。
Hさんも母様も大変聞き上手な方で助かった。


その後、姉ちゃんが一枚の紙を取り出した。
何かと思ってみたら、婚約届。
証人の欄に、お互いの親がサイン。
結婚へのカウントダウンは着々と進んでいる。

070612hide015.jpg
この一枚には、未来への切ない思いが込められています


二時間ほど経ち、夜もふけてきたのでそろそろ解散。
最後にお店の人に記念写真を撮ってもらった。
笑顔で取りましょう!とHさんの母様がおっしゃるので
満面の笑みを浮かべたら、桂三枝みたいになった。
しかもよく見たら脇役であるはずの僕がど真ん中に映っていた。
まいったな。

070612hide021.jpg
「いらっしゃーい」といわんばかりのアホ面で
未来の家族との記念すべき一枚目を刻んだ馬鹿息子の図


お二方はそのまま宿に宿泊するので、ここでお別れ。
次に会うのは結婚式場だろうか。


何にせよ、家族が増えるのはいいことだ。

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