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2008年04月13日

新今宮 伝説のビジネスホテル

こないだ大阪に行ったときに、
JR環状線 新今宮に滞在した。

新今宮は、安宿街として
近年では日雇い労働者にも人気の
まさに日本のカオサンロード的な存在である。

先日宿泊した東京都南千住の簡易旅館「田村屋」が
あまりにも快適だったために、
大阪の安宿はどの程度のものなのかと、
新今宮のビジネスホテルを散策してみた。


散策の結果、1畳半、テレビなしで一泊500円
という、とんでもないホテルを発見した。

一泊500円といったら、台湾のドミトリーよりも安いし、
インド、ニューデリーの中の下程度の
ゲストハウスと同じくらいの、すさまじい値段である。
すげえな日本。


これはぜひ宿泊しなければと、早速、行ってみるが
残念なことにこのホテルは超人気らしく満席で、
宿泊することが叶わなかった。


仕方なく、周辺をうろうろした結果、
近くにあったビジネスホテル「共栄」の、
1泊1200円のホテルに宿泊した。
ちなみにこの程度の価格のホテルは、新今宮付近に
ゴロッゴロ存在している。


このホテル、結論から言うと、かなり居心地が悪い。
1泊1900円の田村屋よりは
かなり割安であるとはいえ、
比べ物にならないくらい居心地が悪い。


まず、最も根本的かつ致命的な欠点が、
なんか臭い、ということだ。

部屋に入った瞬間からわき立つ、
何とも言えない匂い。
場末の中華料理屋でオッサンが屁をこいた、といった感じの、
何とも言えない匂いが充満している。

その匂いに加え、時折外から漂ってくる
ドブ川のごとき匂い。
道頓堀川にダイブしたオッサンが
付近をうろついているのかと思うほどだ。

あんまり臭いので、
ずっと服の中に顔を突っ込み、
もっぱら自分の体臭を嗅いでいた。
自慢ではないが僕は体臭が無いのだ。


そして、その次が、
なんか変な虫がいる、ということだ。

時折壁をコソコソと伝う虫。
ゴキブリではないのだけれど、
なんか良く分からない虫が自由闊達に徘徊している。

その他、布団を見ると
アリだかノミだかなんだか分からない虫が
ウロウロしたりしている。

うっとおしかったので、
思いっきりデコピンをして、遠くへ飛ばしてやった。


さらに、フロントで1200円を支払った後、
ご飯を食べに外出し、ふとホテルの外壁を見ると、
「一泊1100円に値下げしました」とのこと。
微妙に100円ぼったくられているではないか。


と、そういうことで、新今宮のビジネスホテルは
あまりお勧めできないので注意が必要だ。

あえて宿泊したいチャレンジャーなあなたは、
事前に部屋を見せてもらって、
どんな匂いがするかを確認をするか、
あるいはお香を持参することを強く推奨する。

2008年04月10日

南千住 伝説の簡易旅館

こないだ東京に行ったときに、
荒川区南千住に滞在した。

南千住は、安宿街として
近年では外国人バックパッカーにも人気の
まさに日本のカオサンロード的な存在である。


と思ったら、外国人がいる様子は少しもなく、
もっぱらジジイが町を徘徊していた。

あるジジイは、自転車に乗っている途中、
横断歩道の前で転び、起き上がるまでに
2分くらいかかっていた。
太極拳にも勝る動きの緩慢さだ。


南千住では、簡易旅館「田村屋」に泊まった。

080403tamuraya03.jpg

この宿は、南千住でも有数の
三ツ星簡易旅館であり、そのおばあちゃんの人柄により、
数多くの旅人に愛され続けている旅館だ。

東京に出張する若手ビジネスマンに重宝されているらしく、
ぜひ若手ビジネスマンと将来の荒川区における
ビジネスチャンスについてディスカッションをしたかったのだが、
実際に宿泊していたのは、ジジイばっかりだった。

宿泊しているというよりは、もう住みついている
と言った方がよい。
ここは身寄りのないジジイの憩いの場なのだろうか。


部屋の鍵は、100円ショップで売っているような
ものすごくしょぼい南京錠であり、
ちょっとした工具があれば一瞬で部屋に潜入できるほどの
セキュリティ加減なのだが、
回りが全員ジジイなので、戦ったら勝てるため、
そういう意味ではかなり安全な場所であると言える。


ちなみに、この田村屋に電話で宿泊予約をするとき、
男性が出たら、その人に予約の話をしても
「今家内がいるから分からんで、後でかけてくれや」
と、いっさい受け付けてくれないので、注意が必要だ。

2008年04月04日

一歩前へ

男性小便器の前に、よく
「一歩前へお進みください」
という張り紙があるが、
あれが、尿を確実に便器の中に入れてもらうための
工夫であったということに、今日はじめて気付いた。


今までは、あのメッセージは
「一歩踏み出すことで、あなたの人生が変わるから、
積極的に生きよう!」といった感じの、
排尿者に対する応援メッセージだと思っていた。


初めてあの張り紙を見たのは大学学部生の頃、
所属していたバレーボールサークルの試合会場でのことだった。


弱小チームだった我々は、いかつい他大学の兄ちゃんに
ボッコボコにやられ、意気消沈してトイレに向かったところに、
「一歩前へ」のメッセージを発見し、
勝手に勘違いしたことがそもそもの発端だったと思われる。


トイレに応援メッセージを貼るなんて、
「世界人類が平和でありますように」という
謎の札くらい粋な計らいだと思っていたのに、
違うと分かり、ちょっと残念だ。

ちょっぴり大人になった、ほろ苦い春の午後だった。

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