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2008年08月30日

電気自動車に試乗する

ZEVEX代表の鈴木さん
のご好意で、電気自動車に乗せてもらえることになった。


ZEVEXとは、
4WD電気自動車で南極横断を目指す
冒険野郎のグループである。


元々は普通のガソリン車で世界中のジャングルを走りまくる
正真正銘の冒険野郎集団だったのだが、
ある日代表者である鈴木さんが、
このままだとガソリン車の将来が無い→冒険できなくなる
という危機感を感じ、突如電気自動車を作ることを
思い立ったのだそうだ。


思い立った瞬間から電気自動車を自前でつくり、
樺太やら間宮海峡をその自動車で走り回っているのだから
スゴすぎる。クールなこと山のごとしである。


最近こそ電気自動車に注目が集まり始めているが、
鈴木さんが電気自動車を完成させたのが2000年頃。
当時は何やってんだという目でみられ、
全く理解してもらえなかったらしい。
電気自動車を作って、それで南極を横断しよう
という先進的すぎる発想を理解できる人はそういないだろう。


ZEVEXの電気自動車は、
スズキのジムニーを改造して制作したものらしい。
改造といっても、そもそも動力源が完全に変わってるわけだから
ゼロから作ったようなものだと思われる。


電気自動車は、プラグインハイブリッドという種類のものらしい。
通常のバッテリーに加えて、ガソリンで動く発電機を
搭載している電気自動車のことだ。


現状の社会インフラだと、電気自動車が何らかのトラブルや
バッテリー切れを起こしたとき、車はどうにも動かなくなり
JAFを呼ぶしか方法が無い。
そんなときの予備動力源として、プラグインハイブリッドでは
ガソリンで動く発電機を搭載しているのだそうだ。


080826ev001.jpg


これが車。


080826ev003.jpg


発電機が車の後ろに積んである。
バッテリーは車体の中にあるので見えない。


080826ev004.jpg


後ろを見ると木製のパーツが見え隠れしている。


080826ev005.jpg


シートはこんな感じ。
シートベルトは3点ベルトで本格的。さすが冒険野郎。


080826ev006.jpg


一見、ドアは無いように見えるが、
横に伸びているベルトがドアなのだそうだ。
これがないと、車検をパスできないらしい。


080826ev011.jpg


1人ずつ電気自動車に乗り込み、試乗会スタート。
堀川御池から反時計回りにぐるっと一周するコースだ。


僕の場合、運転までさせてもらえることになった。
運転の仕方はこんな感じだ。


まずバッテリーのスイッチを入れる。
その後車のキーを回して、バッテリーと
駆動系の回路を接続する。


その後、諸々の細かなセッティングをすると、準備完了。
アクセルを踏むと、音も無く走り出すジムニー。
ラジコンみたいな感じだ。


駆動系は普通の車と同じだ。クラッチを踏んで変速する。
アクセルは少し重たい。
アクセルを固定すると、じわじわと速度が上がっていく。


急加速はできない、というかしない方が望ましい。
バッテリーのエネルギーが十分でないこともあるかもしれないが、
急に踏み込むとシャフトがちぎれてしまうという理由もあるらしい。


またブレーキはとても重い。
信号で止まる際、あやうく前の車にぶつかりそうになった。


また、信号待ちの際は、ライトを消灯する。
バッテリーの消費を抑えるためだ。
ガソリンカーで言う、アイドリングストップみたいな感じだ。


信号待ちの度に、3回くらい「はいライト消してね」と
鈴木さんから指摘を受け、ようやく消灯の癖がついた。


その後、せっかくの機会なので、発電機を回した状態でも
運転させてもらえることに。
席の後ろでうなりを上げる発電機。一気に騒がしくなった。


発電機を回すと、アクセルが若干軽くなった。
やはりガソリンの力は健在だ。


10分ほど鈴木さんとのドライブを満喫した後、
参加者一同で飲んで帰った。
貴重な経験だった。

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