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  2. 中国人学生とのふれあい
  3. 朝鮮人参入りの焼酎

2009年02月27日

物理学若手夜の学校

物理学若手夜の学校
というイベントがあって、昨日行ってきた。


このイベントは、京都在住の若い男女が、
夜の営みに伴う様々な物理現象を
実体験をもとに体感する、
いわゆる乱交パーティーである。


ということはもちろん無く、
京都大学理学研究科在住の若い研究者が、
世界にまつわる様々な物理現象を
自らの研究をもとに議論をかわす、
いわゆる知的乱交パーティーである。


まあ要するに、
京大の理学研究科で物理を学ぶ若手の研究者が
研究交流を行うための小規模なセミナーである。


ひとくちに物理といってもその研究対象は様々で、
アマガエルの発声現象や宇宙の成り立ちなど、
いろいろある。


エロ談義は愚か、女性の姿すら見えない
硬派極まりないイベントである。


参加者を野郎に限定しているわけではもちろん無く、
物理の研究者の9割以上が男性であるから必然的にそうなる。
というか僕が参加した限りでは全員野郎である。


前回は以下の2つのテーマでの講演が行われた。


1)光格子量子計算機に向けて
京都大学物理学・宇宙物理学専攻 量子光学研究室 D1 加藤真也

2)“ブラックホール”は本当に存在するか?
京都大学 基礎物理学研究所 素粒子論グループ D1小川軌明


発表の質は非常に高い。
それはひとえに、発表者の準備にかける時間と、
発表者の研究対象に対する飽くなき探究心のためである。


彼らは、何かに取り付かれたように研究内容を
一心不乱に語っているかと思いきや、
突然の参加者からの質問に対しても
実に的確に回答をする。


そういうのを聞いていると、
自分のことについては殆ど語っていないにもかかわらず、
この人はこういう人間なんだろうな
ということが何となく分かる気がするから不思議だ。


京大総長の松本氏は、
研究とは、真実を巡る人間関係である
と言っているらしい。


夜の学校にいると、
それが分かるような気がする。


人間生活の本質はインタラクションである事を
実感する瞬間でもある。


とにかく、意味不明の話題について
こんなに研究者と近くで議論できる時間は贅沢極まりなく、
ぜひ皆さんにも参加をおすすめしたいが、
大勢が参加するとインタラクティブ性が著しく低下するため
できれば来ないでいただきたい。


次回開催予定は4月。

2009年02月14日

中国人学生とのふれあい

こないだ、日中学術フォーラムというのがあった。
日本と中国の主要な大学の学長と学生が集い、
今後の日中学術連携についての議論を交わすというイベントだ。


この中で、日本と中国の学生がチームになって、
日中交流についての諸問題に関する解決策を議論する
というグループワークがあり、僕も参加した。


グループの名簿に目を通すと、
一人、気になる女性を発見した。


北京航空航天大学の学生で、
「李 心萌」という女性がいた。
なんとも素敵な名前ではないか。


心萌さんは、その名前もさることながら、
いかにもメガネっ娘といった感じの赤ぶちメガネをしており、
見た目もかなり好印象である。


自己紹介の際、


「あなたの名前で使われている『萌』という字は、
 日本で最も人気のある漢字です」


と言ってみたところ、


「どんな風に人気があるのですか」


と聞かれたので、
日本アニメ文化の変遷とそこに置ける萌えの位置づけを
語ろうとしたものの、知識と表現力が足りず、


「えーと、キュートとかプリティーとか
 そんな感じの意味です」


と、非常に中途半端な説明になってしまい残念だった。


090206china04.jpg
写真:フォーラム終了後、ホッと笑顔を見せる心萌さん(左端)


フォーラム終了後、学生が宿泊しているホテルに行って、
飲み会をすることになった。


その際、どんな流れでそうなったか忘れたが、
中国で最も人気のあるトランプゲームを
みんなですることになった。


ゲームの名前は、
「娘娘(にゃんにゃん)」というらしい。


その名前を聞いた瞬間、日本男子学生の顔が
水を得た魚のごとく晴れやかになった。


一体、どんなニャンニャンな出来事が待ち受けているのかと
中国人学生の説明に一心不乱に耳を傾ける野郎ども。


中「まず、トランプを全員に均等に配ります」


ふんふん。


中「カードを順番に出していって、
  一番早くなくなった人が勝ちです。
  ただし、出せるカードには決まりがあります。
  前の人が出されたカードよりも、
  『強い』カードを出さなければなりません」


はいはい。


中「3が最も弱く、4,5,6...と数が大きくなるにつれて強さが増します。
  2が最も強いです。ジョーカーは最強です」


なるほど・・・


ってそれ大富豪ですやん!!


単にゲームをするだけではつまらないので、
一番先に上がった人がビリッケツに
何でも好きな質問をすることができる、という
王様様ゲーム的な罰ゲームが導入されることになった。


若い男女が、夜に聞きたいことと言えば、
当然、エロエロな質問になることが予想される。


しかしながら、国籍の異なる人たちに対して、
どれくらいのレベルのエロ質問をしたらよいのか、
その境界は全くの未知数である。


質問してみたい期待と地雷を踏む不安が
交錯したまま、娘娘スタート。
まずは「恋人がいますか」とか「初デートの場所は」とかいう
極めて健全な質問が飛び交った。


僕は高校生のときに、ほぼ毎日、
クラスメートと昼食時に
桃鉄か大富豪をしていた経験があるので、
何度か勝利を収め、質問権を得た。


とりあえず、ジャブ程度に、

「この中にいる異性の中で、彼女(氏)にするなら誰か」

という質問をしてみたところ、
それはちょっと・・・という若干気まずい空気が流れた。
どうやら、このあたりがボーダーラインのようだ。


僕のグループは、主にドクターコースの学生で編成されており、
分別をわきまえた人間が揃っていたため、
自ら地雷を踏みにいくアグレッシブな野郎は存在せず、
娘娘は平和的に幕を閉じた。残念といえば残念である。


参加者は、次の日は朝から
エクスカージョンで清水寺に行くらしく、
1時くらいにホテルを辞去した。

2009年02月02日

朝鮮人参入りの焼酎

節分祭で、吉田神社の周りに屋台が出現していたので、
適当に食べ物を買ってきて研究室でちょっとした
飲み会が催された。


これまでの飲み会やら懇親会やらで、
ビールや日本酒が研究室に余っていたので、
それを飲んでいたら、どこからか、黄色い酒が出てきた。


ラベルに、ハングルで何か書いてある。
韓国産のお酒らしい。
中には、ごぼうにひげが生えたような植物が
入っている。どうやら朝鮮人参らしい。


誰が買ってきたのか、
そもそもいつから研究室にあるものなのかすら分からない。


皆でディスカッションをしてみた結果、
韓国人留学生のSくんのお土産だろうという結論に達し、
とりあえず皆で飲んでみることにした。


漢方としても使われる朝鮮人参だけに、まずい。
土と草とアルコールを混ぜた味だ。


まずいが、変な味がするわけでもないのと、
何となく体に良さそうな気がするため、
「これ、意外といけるなあ」と思い、結構評判だった。


ふと、どんな成分が入っているのかを見てみようと、
焼酎の瓶を手に取ってみると、下の方に、
「PYONGYANG KOREA」と書いてあった。
どうやら原産地を示すものらしい。


PYONGYANG、ぴょんやん、ピョンヤン、
平壌ですやん!!


翌日、S君に、あの焼酎どうやって手に入れたの?
と聞いてみたら、
いや、僕が買った物じゃないです、という返事が返ってきた。


その後、研究室でもっとも古株のYさんに、
焼酎のことを聞いてみたところ、
少なくとも2006年の時点では存在していたことが
明らかになった。


焼酎は、今日も研究室で静かに熟成を重ねている。

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