Recent Entries

  1. 天満橋グルメ紀行

2009年06月18日

天満橋グルメ紀行

大阪屈指のビジネス街、天満橋に、
まる太 といううどん屋がある。


大阪で、本場讃岐うどんを食べることの出来る
数少ない名店の1つである。


この店には、メニューには載っていない隠しメニューとして、
うどん屋なのに、ラーメンが存在する。
しかも、このラーメンが、
290円と、讃岐うどんばりのべらぼうな安さを誇っている。


今日、たまたま天満橋に行くことがあったので、
早速、食べにいってみた。


まる太 は、京阪天満橋駅から徒歩5分の、
抜群の好条件に店舗を構え、
近隣の大阪ビジネスパーソンの旺盛な食欲に
日夜、こたえている。


090618udon04.jpg
まる太 外観


昔ながらの暖簾をくぐると、
「いらっしゃい!」という
気さくな大将の声が聞こえてきた。


早速、カウンターに座ろうとしたところ、
「ちょっと待った!」と、大将が僕を制止し、
「ウチは、麺類は立ち食いで食べてもらってますんで」
と、入り口側の立ち食いスペースを指差した。


奥には、カウンター席とテーブル席があり、
しかも、店内には僕1人で、
ガラッガラで誰も座っていないにも関わらず、
かたくなに立ち食いを指示する大将に、
古き良き日本の親父の面影を見た。


立ち食い席は、普通のテーブルに
ビール便のケースと、テーブル天板を重ねるという、
独創的な作りとなっている。


090618udon02.jpg
これが立ち食いスペースだ


「何うどんにしやしょうか」という大将の問いかけに対し、
おそるおそる、
「あのう、ラーメンってありますか」
と聞いてみると、
「おう、あるよ」
と、意外にもあっさり返事がかえってきた。


意気揚々と注文し、待つこと30秒、
大将がラーメンを持ってきてくれた。
と思ったら、自分で取りに来いというので
カウンターまで取りにいった。


090618udon01.jpg
これがまる太ラーメンだ


さすが、讃岐うどんの店だけあり、
うどんっぽい器に入っている。
というか確実にうどん用の器である。


早速、スープを一口飲んでみると、
今まで経験したことの無い、芳醇な香りが
口の中に広がった。
例えるならば、
うどんつゆに胡椒がかかった感じの味である。


めんは、たまご麺、ちぢれ麺と並ぶ
3大麺のひとつ、
ソフト麺。
給食を彷彿とさせるやわらかな歯ごたえに、
思わず懐かしさがこみ上げる。


そして、チャーシューの代わりに入っている
鹿児島豚肉。
これが、冷凍庫で3ヶ月ほど保存してて
忘れた頃に食べてみた感じの、
独特の繊維の固さと臭みが口の中にゆきわたり、
ある意味、ベーコンを食べているかのような感覚に襲われる。


アツアツのラーメンをすすり、乾いた喉を潤してくれる水。
この水が入っているコップにも、大将のこだわりが感じられる。


090618udon03.jpg
コップ


上のふちに、謎の凹凸があるところを見ると、
これはもともとはコップではなく、
何かの容器として使われていたものだと思われる。


よく見ると、容器の側面には「モロゾフ」と書かれており、
カスタードプリンか何かの容器の使い回しである可能性が高い。


このように、様々な思いが交錯する中、完食。
「どうや、うまかったか」と問いかける大将に、
「うまかったっす」と笑顔で答え、店を出た。

Search