2009年07月25日
セミの味を知ってるかい? 昆虫を食べた速報
大阪クマゼミの会 に参加した。

この会は、夏の風物詩であるクマゼミ(蝉)を捕獲し、
調理して食べるという、
アウトドア派にぴったりのイベントである。
日中、クマゼミの成虫や幼虫を捕獲し、
夜に調理して食べる、というのが全体スケジュールになるが、
昼間は所用のため参加できず、夜から参加させていただいた。
20時半に東住吉会館に到着。会館はひっそりとしている。

中に足を踏み入れたとたん、
何となく香ばしい匂いが漂ってくる。
試食会場である2階会議室に向かうと、
途中、傘立ての中に虫取り網を発見する。
いうまでもなく、セミを捕獲するためのものだろう。


クマゼミ会の皆さん。
ちょうど調理を終えたところのようで、
料理が出てきた。
本日のメインディッシュは、
クマゼミ焼きそば である。
夏のアウトドアのマストアイテムである
焼きそばに、クマゼミの成虫および幼虫の天ぷらを
トッピングした、この夏おすすめの一品だ。

パッと見、普通の焼きそばだが、
よく見ると、こんな感じだ。

成虫

幼虫
昨年、バッタを採集して食べたことがあったが、
それよりもかなり大型で、迫力がある。
昆虫食としては中級レベルに属するだろう。
味は、何というか、淡白な感じだ。
成虫の方は、羽がぱりぱりしていて、食感がいいが、
外殻部分が固く、飲み込むのがやや大変だった。
幼虫は、成虫に比べて、柔らかく、食べやすいが、
身がいっぱい詰まっており、微妙に苦かった。
漢方薬みたいな苦みだ。
ものすごく美味しいというものではなく、
別に普通に食べられるね、という感じだ。
成虫と幼虫を3匹ずつ食べたら、
胃袋的にも精神的にもお腹がいっぱいになった。
ごちそうさまをしようとしたら、
「これどうぞ」とお皿が回されてきた。
見ると、セミの天ぷらが山盛りになっている。
「残してももったいないから、全部食べてね!」
おお……
「うーん、中々いけるね」といいながら、
お皿から思い思いに天ぷらをお代わりする会員の人々を見て、
何ともいえない感銘をうけた。
今回のクマゼミ会は、昆虫料理研究家である
内山昭一氏の主催によって開催された。
内山氏は、クマゼミ以外にも、
カイコやタガメなど、
様々な昆虫をあしらった料理を考案している。
先日、ビートたけしと対談し、自身の料理を
食べさせたらしく、かなりの強者である。
今回の会にも、テレビ関係者が若干混じっており、
昆虫食に対する国民の関心の高まりをひしひしと感じた
一日であった。
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