2009年07月07日
新聞勧誘の罠
引っ越して、数日したある日、
見知らぬおじさんがやってきた。
「あのー、ししし、新聞、ととってくれませんか?
めっっっちゃ、サービスしますんで」
おじさんの声があまりにもどもりすぎて
挙動不審すぎたため、速攻で断ろうと思ったのだが、
ふと、知り合いが、
「新聞の契約をしたら、20インチの液晶テレビをもらえた」
と、どう考えても赤字じゃねーかというような、
意味不明なサービスの話を聞いたことがあったので、
念のため、探ってみることにした。
可「どんなサービスがあるんですかね?」
新「そりゃあもう、サービスします」
可「いや、それは分かるんですけど、
具体的にはどんなのがもらえるんですかね、
例えば洗剤とか?」
新「あの、Tシャツを差し上げます」
可「いや、Tシャツ、いらないです。
ネットで十分なので、結構です」
新「いや、ちょっとまってください、
とりあえず1週間、無料お試しで新聞を差し上げるので、
見てみてもらえませんか?」
結局、おっさんの情熱にほだされて
受け取ることになった。
去り際、おじさん、
「とりあえず、新聞と一緒に、
Tシャツ、いれときますんで」
というので、再度、Tシャツのみ、丁重にお断りした。
どんだけTシャツをリーサルウエポン的に捉えてんねん。
こんないきさつがあってから1ヶ月が経とうとしている。
新聞はまだ届いている。
おじさんは、一度うちにきたらしいのだが、
そのとき僕はちょうどいなくて、奥さんが対応した結果、
「じゃあ、もう少し続けてみますか」
と、軽い気持ちで無料延長が決定したらしい。
1ヶ月無料で届くと、偉いもので、
新聞を取りに行くのが日課になってしまっている。
これがおじさんの策略だろうか。
1ヶ月たっても、まだおじさんがやってこない
ということは、僕のことを、勧誘されにくい体質と判断し、
長期間新聞づけにすることで、新聞がないと生きられない体質
にしていくつもりらしい。
タダでもらえるから読んでいるものの、
やたら広告がでかいし、
内容もネットでフォローできるレベルなので、
まあ必要ないな、と思っていたのだが、
最近、夕刊に伊坂幸太郎の連載小説が掲載されていることを
発見してしまい、多少気持ちが揺れつつある。
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- at 23:37