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2010年05月29日

自由すぎる教授とのイタリア滞在日記(1)

京大瀬戸内臨海センター准教授の久保田信氏と、イタリアのレッチェを訪問することになった。Zukan.TVの一環で、久保田氏が10年前に共同研究していたUniversity of Salentoの人々にインタビューをするのが目的である。


先生とは空港で待ち合わせすることになっている。23時15分関空発ドバイ経由ローマ行きの便だ。僕は9時ごろに到着して先生を待っていた。チェックインが始まってしばらくしても先生は現れない。やや不安になっているところに先生から電話がかかってきた。いやー、りんくうタウンでお風呂に入ってて、空港着が22時を過ぎるんだけど、大丈夫よねと言うので、先生、あのー、そろそろチェックインが終りそうな感じなんですけどと答える。あれ、23時45分発じゃなかったけ。いや先生、15分発です。こりゃ大変だ、というやり取りの後が電話が切れる。チェックインのファイナルコールが空港内にこだまし、やばいよやばいよと思っていると先生がうちわ片手に現れた。いやー、雨でびっちょびっちょだよ、温泉入っててねえ。先生、時間がやばいのでとりあえずチェックインしましょう。なんとか間に合った。


深夜便なのでずっと寝ていようと思ったら、夕食が出るらしい。先生はりんくうタウンでたらふく飯を食ったらしく、いやーもう食べれないからいらないよと言っていたが、料理が来たらワインとともに速攻で平らげていた。機内誌で気になる記事があったらしく、破いて保管していた。先生は酔いが回ってすぐに眠くなり、ワインを飲んだからすぐに寝れそうだよと言った20秒後にいびきをかいていた。


5時ごろにドバイ着。待ち時間が4時間くらいあり、その辺で時間をつぶすことに。先生、寝転べそうな椅子があります、ここで休みましょう。うーん、光の当り具合がイマイチだな。10分ほど歩き回って光の当り具合が良さげな椅子を発見し、座る。途中、先生がシャンプーをしにトイレに行ったりしていた。


ドバイからローマへの飛行機は約7時間である。さっきの便では殆ど寝ていたが、今回は昼の便なので映画をみて過ごすことにする、先生は日本の映画や音楽がたくさん見聞きできることに驚愕し、エミレーツ航空を絶賛していた。20世紀少年を見ようと張り切っていたが、いつの間にか眠りに落ち、起きた後は日本の歌謡曲を聴いてリズムを取っていた。僕はLost in Translationを見て、スカーレットヨハンソンの演技が素敵だと思った。


13時ごろにローマ到着。さらにブリンディシ行きの飛行機に乗り換える。待ち時間がまた3時間程あったので、空港内のレストランで食事をとる。僕はユーロを一切持っておらず、先生におごっていただく。


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ローマの空港

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昼ご飯

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離陸を前に腹ごしらえをするイタリア人家族

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テンションが上がりすぎて今からユニフォームを着てしまったフーリガン達


時間になったのでゲートに行ってみるが少し遅れているようだ。先生が隣にいたアスリートらしき人物に話しかけたところ、ペンタスロンのチームだった。ブリンディシで大会があるらしい。オーストリアと、オランダと、ブラジルの選手がいた。機内は満席で、荷物を上の荷物入れに入れようとよいしょと持ち上げた瞬間に別の人が荷物を入れてしまい、オーストリアの選手団に爆笑される。結局アテンダントの兄ちゃんがスペースを作って入れてくれた。


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オーストリアのペンタスロンチーム

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オランダの美女ペンタスロンチーム


1時間遅れで飛行機が出発し、18時半にブリンディシ到着。空港には先生の知り合いであるピライノ教授が迎えに来てくれていた。PhDのジャコブという男前も来てくれていた。ピライノ教授の車でレッチェのホテルまで送ってもらう。ピライノ教授は先生との思い出話に盛り上がりつつ、時速140kmで前の車を煽りまくっていた。先生がピライノ教授に奥さんはお元気ですかと聞いたところ、教授はいや僕は離婚していて、今はいい友達なんだと答え、先生はいきなり地雷を踏んでいた。


ホテルに到着したとピライノ教授が言うと、あれ、ここなんか見覚えがあるなという先生の声。アンドレアさんという先生の知り合いの家らしく、2階を貸してくれるのだそうだ。部屋は広くて綺麗でキッチンもある。しかも遅い到着を見込んで夕食を買っておいてくれていた。その夕食の中に生ハムとモッツレラチーズがあることに先生は驚喜し、10年前はこの2つを食べまくって、大学で受けた健康診断の数値がえらいことになったという思い出を食事中に3回くらい教えてくれた。22時ごろに就寝。移動に24時間くらいかかった。ようやく足を伸ばせて寝られることが幸せで、すぐに眠りにつく。


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お借りした部屋

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夜8時なのにこんなに明るい

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