2011年11月25日
β
知り合いのY君のFacebookで、
ニコニコ学会β というのが開催されることを知った。
内容は詳しくはわからないが、
とりあえず躍動感を感じる内容だ。
以前からなんとなくそうかなそうかなと感じていたのだが、
このホームページを見て改めて思ったのが、
β(ベータ)版 というものの力だ。
このβ版 という言葉には、
人を巻き込む力があると感じる。
β版の製品とかサービスというのは、
不完全であることを前提に提供されるものだと思うが、
不完全であるが故に、使う側の人たちに、
不具合を許容して、改善する方法を一緒に見つけてあげよか
と思わせることができる。
つまり、製品とかサービスを、
建設的かつ主体的に利用しようと思わせることができる。
あるいは、そういう風に利用しようと思わない人を
利用者から除外することがしやすくなる。
そう思わせることができるのは、
提供する側に多少のリスクを冒して何か新しいものを
生み出したいという意思が透けて見えるからだと思う。
コンピュータとかインターネットのサービスで
β版が多いのは、不具合によるリスクが
例えば自動車とかに比べて小さいからだと思うが、
β版 という概念はもっといろんなところに波及しても
よいように思う。
また、まがりなりにも研究に携わってきた僕にとって、
ニコニコ学会β という言葉が胸に響くのは、
本来β的であるべき学会というのが、
必ずしもβ的ではないという鬱屈した思いを
持っているからなのではとも思う。
僕はいつまでもβ版の人生を送りたいと思う。
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- at 21:32