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  1. ルームシェアの思い出

2012年09月05日

ルームシェアの思い出

9月から京都で仕事することになったので、
ルームシェアをしていたアルジェリア人男性の家を
8月31日で引き払った。


ルームメイト(というか家のオーナー)である彼は、
酔っぱらうと若干の露出癖のある男だった。


夜に家に帰った際、ワイングラスを片手に、
パンツ一枚でくつろいでいる彼が、
「おいナオ(僕のアメリカでの通称)、ちょっと来てくれ」
と呼ばれ、近づいてみると、
たいがいパンツがかなり意図的なめくれ方をしており、
その隙間から彼のチ○コが見えているのが慣例となっていた。


そんな彼はものすごくキレイ好きであり、
退去当日に掃除する際、
使用する洗剤からその使用方法に関し、
事細かに指示を受けた。


特に、フローリングに対するこだわりが半端なく、
フローリングを傷つけないために、
フローリングを掃除するために使用する掃除機を
フローリングの上で転がしてはいけない
という、ゼルダの伝説ばりの謎掛けをかけられたりしつつ、
掃除に励んでいた。


一通り掃除機かけが終わった後、
古い下着を袋に入れ、外のゴミ箱に捨てた。
部屋に戻ると、彼が声をかけてきた。


彼「おいナオ(僕のアメリカでの通称)、
  お前古い下着を袋に詰めてただろ」

可「うん、詰めたよ」

彼「それ、もらってもいいか?」

可「なんで?」

彼「いや、あのー部屋の掃除とかに使いたいんだ」

可「へー、別にいいけど、ゴミ箱に捨てちゃったよ」

彼「そうか、じゃあ後で拾っとくわ」


何に使うかはともかく、有効活用されれば幸いだ。


その後、お風呂の掃除をしていたところ、
彼が再び声をかけてきた。


彼「おいナオ、風呂の掃除は蒸し暑くて大変だろ」

可「そうだね、暑いねー」

彼「服を脱いで掃除したらいいんじゃないか?」

可「いやー、まあ別にこのままでも大丈夫」

彼「いや、脱いだ方がいいって、洗剤が服につくし」

可「いやー、まあ別にこのままでも大丈夫」

彼「・・・そうか、ならいいんだ」


一通り掃除が終わり、最後の荷物を車に積んでいると、


彼「おいナオ、ちょっといいか、
  俺、酔っ払ったとき、
  お前になんか失礼なことしただろ、
  あれ、ごめん」

可「失礼ってどんな?」

彼「いや、だからあのー、とにかく、すまん」

可「いやあ、別にいいってことよ」

彼「お前はキレイ好きだし
 (注:僕はほとんど部屋にいなかったので汚れようがない)、
  ナイスなルームメイトだったよ、
  それに比べて俺は何てダメな奴なんだ」

可「そんなことないよ、今までありがとう」


全ての掃除が終わり、鍵を返して、握手して、去り際、


彼「俺がもし京都にいくことがあったら、連絡するから、
  そのときは、伝統的な京都の住宅に泊まりたいから、
  そこ探しといてくれ。
  旅館とかはダメだぞ、寺もだめだ、ストイックすぎる。
  あと高いのもダメだ、伝統的で、安いところだ」


そんな場所が京都にあるか知らないが、
もし本当に連絡があったら頑張って探してみようと思う。

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